VASA Providerダッシュボードの概要 : VASA Provider for ONTAPダッシュボードを使用したVVolデータストアの監視


VASA Provider for ONTAPダッシュボードを使用したVVolデータストアの監視
Virtual Storage Console(VSC)、VASA Provider、Storage Replication Adapter(SRA)仮想アプライアンスのVASA Provider for ONTAPダッシュボードを使用すると、パフォーマンスを監視し、選択したパラメータに基づいてvCenter Serverの上位5つの仮想ボリューム(VVol)データストアを表示できます。
[VVol データストア]ポートレットには、選択したvCenter Serverについて以下の情報が表示されます。
vCenter ServerインスタンスのVASA Providerで管理されているVVolデータストアの数
VASA Providerでは、vCenter Serverのリンク モードがサポートされます。使用スペース、IOPS、またはレイテンシに基づいて、次のいずれかの順序で上位5つのVVolデータストアを表示できます。
注: VASA Providerダッシュボードを表示するには、次の条件を満たしている必要があります。
ネットアップ サポート サイトからOnCommand API Services 2.1以降を有効にする必要があります。
ONTAPから取得されたIOPSデータは四捨五入されて、VASA Providerダッシュボードに表示されます。ONTAPから取得される実際のIOPS値とVASA Providerダッシュボードに表示されるIOPS値は異なる可能性があります。
VVolデータストア名をクリックすると、vCenter Serverインスタンスの詳細画面に移動できます。
OnCommand API Servicesを初めて登録する場合、VASA Providerダッシュボードにすべてのパフォーマンス指標データを表示できるのは15~30分後です。
使用可能な最新のデータでダッシュボードの表示を更新するには、アイコンをクリックする必要があります。
vCenter Serverインスタンスからストレージ システムを追加、変更、または削除した場合は、VASA Providerダッシュボードにデータの変更がしばらくの間通知されない可能性があります。これは、OnCommand API Servicesが更新された指標をONTAPから取得するまでに時間がかかるためです。
読み取りIOPS、書き込みIOPS、合計IOPSは、OnCommand API Servicesから取得される個別の指標です。OnCommand API Servicesから取得される合計IOPSの値とIOPSの累積値(読み取りIOPS値 + 書き込みIOPS値)が異なる場合は、VASA Providerダッシュボードでも同様にそれらのIOPSの値が異なります。
親トピック: VASA Providerダッシュボードの概要