VSC、VASA Provider、SRA仮想アプライアンスでの作業の開始 : ストレージ システムのデフォルト クレデンシャルの設定


ストレージ システムのデフォルト クレデンシャルの設定
Virtual Storage Console for VMware vSphereを使用して、vCenter Serverでストレージ システムのデフォルト クレデンシャルを設定できます。
開始する前に 
デフォルト クレデンシャルの作成に使用するvCenter Serverを選択しておく必要があります。
タスク概要 
ストレージ システムのデフォルト クレデンシャルを設定すると、Virtual Storage Console(VSC)ではそれらのクレデンシャルを使用して、VSCが検出したストレージ システムにログインします。デフォルト クレデンシャルでログインできない場合は、ストレージ システムに手動でログインする必要があります。VSCとSRAは、クラスタ レベルまたはSVMレベルでストレージ システムのクレデンシャルの追加をサポートします。ただし、VASA Providerはクラスタ レベルのクレデンシャルとのみ連携します。
手順 
1.
VSCの[ホーム]ページで、[設定] > [デフォルト クレデンシャルの設定]をクリックします。
2.
[デフォルト クレデンシャルの設定]ダイアログ ボックスで、ストレージ システムのクレデンシャルを入力します。
ストレージ コントローラのユーザ名とパスワードのペアに関連付けられているロールをVSCで変更することはできません。ストレージ コントローラのクレデンシャルを変更するには、RBAC User Creator for ONTAPなどのツールを使用する必要があります。
デフォルトの管理ポート番号は、[TLSを使用]チェック ボックスがオンの場合は443、[TLSを使用]チェック ボックスがオフの場合は80です。
これらはONTAPのデフォルトの設定です。[TLSを使用]チェック ボックスのオンとオフを切り替えると、ポート番号が443と80で切り替わります。別のポート番号を指定することもできます。別のポート番号を指定した場合、[TLSを使用]チェック ボックスのオンとオフを切り替えても、ダイアログ ボックスのTLSの状態が変わるだけで、ポート番号は変わりません。
3.
[OK]をクリックして、デフォルト クレデンシャルを保存します。
次のタスク 
ストレージ システムのステータスが認証エラーになったためにストレージ システムのクレデンシャルを更新した場合は、[操作] > [NetApp VSC]メニューの[Update Hosts and Storage Systems]を選択する必要があります。これにより、新しいクレデンシャルを使用してストレージ システムへの接続が試行されます。
親トピック: VSC、VASA Provider、SRA仮想アプライアンスでの作業の開始