仮想ボリューム データストアの設定 : ストレージ機能プロファイルの作成と編集


ストレージ機能プロファイルの作成と編集
VASA Provider for ONTAPでは、いくつかの方法で新しいストレージ機能プロファイルを作成することができます。手動でのプロファイルの作成、データストアの機能に基づくプロファイルの自動生成、または要件に合わせたプロファイルの変更を行うことができます。プロファイルを設定したら、必要に応じてプロファイルを編集できます。
開始する前に 
VASA ProviderインスタンスをVirtual Storage Console for VMware vSphereに登録しておく必要があります。
手順 
1.
Virtual Storage Console(VSC)の[ホーム]ページで、[VASA Provider for ONTAP]をクリックしてVSC GUIの[VASA Provider]セクションに移動します。
2.
3.
アイコンをクリックします。
[オブジェクト]ページで変更するプロファイルを選択し、アイコンまたは[アクション]メニューの[編集]をクリックします。
既存のプロファイルに関連付けられている値を表示するには、[ストレージ機能プロファイル]ページでプロファイル名をクリックします。プロファイルの[概要]ページが表示されます。
VSC、VASA Provider、SRA仮想アプライアンス7.2より前のバージョンで作成された既存のストレージ機能プロファイルを変更することはできません。
4.
ストレージ機能プロファイルの作成ウィザードの手順に従って、プロファイルを新規に設定するか、既存のプロファイルの値を編集して変更します。
このウィザード内のフィールドのほとんどはわかりやすいもので、説明を必要としません。以下は、説明が必要な一部のフィールドのリストです。
[名前と説明]タブの[説明]フィールドに、ストレージ機能プロファイルの用途を入力することができます。
vCenter Serverに対してリンク モードを有効にした場合は、ストレージ機能プロファイルの作成対象となるvCenter Serverを選択する必要があります。
プラットフォームのタイプがAFFまたはFASのストレージ システムを選択できます。
[パフォーマンス]タブを使用して、ストレージ システムに対して従来のQoSポリシーとアダプティブQoSポリシーのどちらを設定するかを選択できます。
ONTAPのバージョンが9.4の場合に[なし]を選択すると、ONTAPのアダプティブQoSポリシーのタイプであるValueがデータ仮想ボリューム(VVol)に適用されます。
[QoS ポリシー グループ]を選択すると、従来のQoSポリシーがVVolに適用されます。
[最大 IOPS]の値を設定できます。これにより、QoS機能を使用できるようになります。トラディショナル データストアの場合は、最大 IOPSの値でQoSポリシーが作成され、FlexVolに割り当てられます。仮想データストアの場合は、各データVVolに対して最大 IOPS値でQoSポリシーが作成されます。
[ONTAP サービス レベル]を選択すると、ONTAPの既存のアダプティブQoSポリシーがデータVVolに適用されます。
注: VVol管理のパフォーマンス指標がStorage Virtual Machine(SVM)レベル、アグリゲート レベル、またはFlexVolレベルで設定されていないことを確認する必要があります。
AFFストレージを選択した場合は、暗号化と階層化を有効にすることができます。
AFFストレージでは、重複排除と圧縮はデフォルトで有効になり、無効にすることはできません。
5.
必要な機能を選択したら、[OK]をクリックします。
次のタスク 
プロファイルを作成したら、[VASA Provider for ONTAP]ページに戻り、[ストレージ マッピング]を選択して各プロファイルに一致するデータストアを確認することができます。
親トピック: 仮想ボリューム データストアの設定
前のトピック: ストレージ機能プロファイルの作成と編集に関する考慮事項
次のトピック: データストアとストレージ機能プロファイルのマッピング